モテたい気持ちの背後にあるもの
世の中には、モテるためのテクニックというのがあふれていますね。
若いときは特に、異性にモテるというのはドキドキ楽しいゲームのようなもの。
人によっては年を重ねてもそういう感覚を持っている人もいらっしゃるかもしれませんね。
私の場合、遥か大昔にそんなこともあったかなぁ・・・と思い出せないほど遠い過去。
それにしても、人はなぜモテたいと思うのでしょうか?
モテるためのテクニック本が何冊も出版されるほど、なぜ多くの人がモテることを望むのでしょう?
ほとんどのモテ攻略本では耳障りの良い言葉が多いですから、ここでは少しシビアに「モテたい」気持ちについて考えてみたいと思います。
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まず、「モテたい」の背後にある心理を考えてみましょう。
① 自分の存在価値を確認したい
まだ若いうちは自己のアイデンティティが確立されていないため、自分にどれだけの価値があるのかわかりません。そのため、人間として(女性として)どれだけの魅力があり求められる存在なのかをモテるという行為を通して確認したいのかもしれません。
② ライバルより優位でありたいという本能
これは生き物としての本能に近いもの。生物には強い生殖本能がありますから、そのためには他人を蹴落としてでも優位に立たなければという本能が働くのでしょう。若いころのモテ願望が強いのもこの生存本能(生殖本能)と関係がありそうです。
③ 愛情不足と愛の渇望
モテたいという気持ちはシンプルに愛情を求める感情ですね。もしかしたら、その対象は恋人である必要はないのかもしれません。本当は家族や友達の愛情を求めているけれど、何らかの理由で与えられないために別の形で補おうとするのかもしれません。
④ 劣等感を埋めてくれるもの
モテる人にとって恋愛は気軽な楽しみごとになりえるため、モテることで嫌なことから気をそらすこともできます。嫌なことというのは、外側にあることもありますが、自分の中の劣等感ということもありえます。
以上。
これらを見るかぎり、モテたいという気持ちの裏側は少し複雑なようです。
ところで、
なぜ私はここで、モテたい心理を分解したり「本当の幸せをつかむにはモテは必要はない」なんて無粋なことを言うのでしょうか?
年寄りのひがみ? いやいや 。
あなたには、その理由が、おわかりになりますか?
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恋愛運を無理に上げようとすると運気が・・・
このサイトは占星術や運命学をベースにしていますから、お読みくださる方には少なからず運気アップしていただけたらと願っています。
そのため辛口の内容ではありますが、ピュアな恋愛運を高めるためには「モテる」ということが幸せの邪魔になることもあるということをお伝えしておきたいのです。
すべての人に当てはまるわけではありませんが、本来の恋愛運に沿わない形で、無理にモテ運を上げようとする場合などがこれに該当します。
そもそもモテるということは、それだけ異性のギラギラした強い「氣」に晒されるわけですから、自分をしっかりもっていないと、人生の目的を見失ってしまうこともありえます。
まだ若くゲームのように恋愛を楽しんでいる間はそれほど問題にはならなくても、結婚を真剣に考える頃に強い異性の「氣」に晒されてしまうと、運気の混乱が生じやすいのです。
さらに別のケースでは、モテる運気を持っているばかりに、運命が混乱してしまうということもありえます。
出会いの数は多いけれど質が悪かったり、運気の混乱を招いたり、本当に好きな人には愛されなかったり、恋愛に惑わされて本当に進むべき道から脱線してしまうなどの悩みが生じることもあります。
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恋愛運アップのおまじない効果について
恋愛運をアップしたいというご相談を受けることがありますが、そんな時に「モテることを目指すのではなく、ご自身の魅力をアップしていきましょう」というアドバイスを最初にすると少しガッカリされることがあります。
まぁ、あたりまえですよね。
皆さん、占い師にはおまじないや魔法のような奇跡の方法を期待していますから、シブすぎる回答だとつまらないのだと思います。
ですが、残念なことに、おまじないは心のお薬でしかありません。
それはそれで意味のあることなのですが、運気を高めるための本質的な方法ではないのですね。
第1に、自分の本来の恋愛運を知ること。
第2に、それに沿った自分らしい魅力を引き出すこと。
これが良い恋愛運を引き寄せるためのコツだといえます。
余談ですが、、
おまじないレベルではなく本気で恋愛運をアップしたい場合、それを叶える運気法は無いのか?というお話ですが、実際のところ、それは存在します。
じつは、私の最も好きな占術であり得意とする方法でもあります。
ですが、その効果を出すためにはまず心の装飾を捨てて、真摯に願うことが大切なのではないかなと感じます。
恋愛をいくら金メッキでピカピカに飾っても、それは遅かれ早かれ剥がれ落ちてしまうのですから。
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