価値観が異なる「時間」
皆さんは、ご自分の感覚がどのくらい一般的なものなのか、を考えたことがありますか?
もしかしたら、ご自分の価値観や感じ方・思考回路・判断基準などは「ごく普通のこと」だと感じていたりしませんか?
皆、自分の感覚が「あたりまえ」だと感じているので、違う価値観を目の当たりにすると理解するのが難しかったりしますよね。
それが目に見えるものだとまだ良いですが、目に見えないものだとさらに不可解に思えてしまうでしょう。
西洋占星術というのは、ヒトの多様性を俯瞰的にながめることができる面白い技術です。
今日は「時間」に対する感覚の違いをサイン(星座)別にご紹介したいと思います。
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12星座ごとの時間感覚
牡羊座
その瞬間が最も重要であり時間とは瞬間の連なりである
事を起こすことに興味を示しやすい牡羊座は行動することに最も価値を見出します。過去でも未来でもなく「今ここで」行動することが大切なのです。瞬間の積み重ねが時間になるのだと感じます。
牡牛座
ゆっくりと流れていく時間の中で着実に何かを成し遂げたい
体感で納得してこそ前に進んでいける牡牛座は、多少スローペースでも良いからじっくりと時間をかけていこうとします。それはまるで時間というブロックを確実に積み上げようとするかのようです。
双子座
二つ以上のことを同時にすることで充実した時間となる
知的でフットワークの軽い双子座は、一つのことだけに集中すると飽きっぽくなり時間が長く感じられます。二つ以上の物事を同時に進めることで満足し、充実感と共に時間の濃密さを感じます。
蟹 座
誰かと一緒にいるときは短く一人でいるときはとても長い
他者がいてこそ自分の存在価値を感じられる蟹座は、完全に孤独なときはまるで永遠のように感じてしまうでしょう。他者といてこそ時計の針が動き出し、親しい人と一緒にいると温かな時間の流れを感じます。
獅子座
時間を管理しコントルールするのは自分自身である
華やかで大胆なイメージのある獅子座ですが、時間管理はしっかりするほうです。時間に関する独自の自分ルールを作ることがよくあります。なぜ他の人も同じ時間ルールで動かないのか不思議に思ったりします。
乙女座
皆に等しく与えられた24時間をなるべく効率よく使いたい
合理的に動くことを重視する乙女座は、時間をなるべく無駄なく上手に使いたいと感じています。時間とは「分単位で存在するもの」と感じます。何もしない時間は全くの無駄だと感じる一方で、それを望んでいたりします。
天秤座
時間は相対的なものだから楽しいことだけに費やしたい
人生の楽しみを追い求めたいと考える天秤座は、楽しくないことには時間を費やしたくありません。たとえボンヤリと過ごしていても楽しければそれでOK。価値観と時間のバランスをとりながら良い時間を過ごしたいと考えます。
蠍 座
時間について考えることは少なく集中すると時間を忘れる
物事にフォーカスすることが得意な蠍座は、時間感覚もなくなってしまうほどの集中力を得たいと願っています。蠍座は普段の生活では時間をしっかり守りますがそれは相手があることだから。基本的に蠍座にとって時間は無なのです。
射手座
大切なのは過去ではなく現在でありそれが未来になっていく
ポジティブで未来志向な射手座にとって、時間というのは未来を創り上げるための「現在」で成り立っています。過去を重視しすぎることはナンセンスだと感じます。時間とは宇宙の自然な流れなのだと直感的に理解していたりします。
山羊座
時間というのは社会のルールであり守られるべきものである
抽象的な物事に価値を見出しにくい山羊座にとって、時間というのはシステムのひとつにすぎません。時間は社会を動かす基準ですから守るのは大切なことだと感じます。時間が相対的に伸び縮みすることなどはあまり考えません。
水瓶座
過去も現在も未来も飛び越えて時間を自由に行き来する
物事について俯瞰的で大きな見方をする水瓶座は、時間に対する感覚が自由です。抽象的なことを理解するのが得意なので「時間の在り方」を感覚的に知っています。時間を飛び越えるクセがあるので何十年も経ってふと連絡してきたりします。
魚 座
枠組みとしての時間は時としてあいまいになる
意識の中に特定の枠組みをもたない魚座は、時間に関しても漠然とした感覚があります。社会生活では時間を守りますが、どちらかというと遅れがち。気を許した相手に対して境界腺があいまいになるので時間がルーズになることもあります。
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自分の価値観について立ち止まる
自分の感覚が一般的なのかそうでないかを知るには客観的な視点が必要になりますが、すべての人がそういった見方ができるわけではありません。
例えば、双子座、天秤座、水瓶座は客観的に見るのが得意ですが、蟹座、蠍座、魚座は物事を主観的に捉えることが多くなります。
また牡牛座・乙女座・山羊座は自分の感覚に確信を抱きやすいですが、牡羊座・獅子座・射手座は感覚そのものにあまり意識を向けません。
世の中にはいろいろな価値観の人がいると頭ではわかっていても、それをすべてキャッチしたり受け入れるのは難しいですよね。
他者の価値観を完全に理解することはできなくても「自分の考えはもしかしたら一般的じゃないのかも?」とふと立ち止まって考えることで、相手を思いやることができるのかもしれません。
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