人生を真上から眺めて見えるもの
占いなどをしていないかぎり、ほとんどの人は人生の大きな流れについてあまり深く考えることはないかもしれません。
より良い人生にするために未来について知りたいと思っても、人生全体を俯瞰的に眺めるのはやはり簡単ではないですものね。
人生の全体図をイメージするには、過去と現在から未来を推測する、というのが一般的ではないでしょうか。
一方、占いというのはまさに人生を真上から眺める作業が必要になるので、運命の大きな流れやパターンを見ることができます。
すると、おもしろいことに、多くの人の運命には独自の型(模様)のようなものがあることに気づかされます。
そして、その型(模様)によって、すべて意味が異なっているんですね。
鑑定をさせていただくとき、なんらかの「運命の模様」が浮き上がって見えると、ついつい気になってしまいます。
幾何学模様やユニークな柄として浮き上がるそれらの型(模様)からは「気楽で楽しげな人生」や「厳しい中で成長する人生」など、さまざまなことを感じ取ることができるのです。
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誰もが持つ運命の型(模様)
ホロスコープ等で出生図を出したときに、そこに現れる天体配置が図形のように見えることがあるわけですが、それは人によって三角形だったり四角形だったり、さらに五角形、六角形、台形など実にさまざま。
占星術というのは数字と深い関係にありますから、そこに幾何学的な形や模様が現れるのは不思議なことではないんですね。
また、一箇所に極端に集中していたり、リボンや羽のような形に見えることもあったりします。
それにしても、ほぼ全ての人が「運命の型(模様)」を持っているというのは興味深いことだと思います。
ちなみに、生まれた瞬間をあらわす出生図は一生変わりませんが、時とともに運命は変わっていきます。
すると、運命の変化とともに「運命の型(模様)」も変わっていきます。
占いでは、数日、数週間、数ヶ月、数年というサイクルで運命を知ることができますが、さらに数十年単位でも知ることができ、そういった大きなサイクルが重なった時や、なんらかの幾何学模様が現れたときなどには大変化が起こりやすいといえます。
まさに「新しい人生の模様」が浮かび上がるわけです。
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運命の動的パターンもいろいろ
前述した「運命の型(模様)」は、生年月日から導かれる静的な型(模様)ですが、これに加えて、実はもうひとつの動的な運命パターンがあります。
ちょっと感覚的なことなので説明しにくいのですが、運命の流れがジグザグだったり、らせん状だったり、大きな弧を描くように遠回りだったり、全く違う流れに急に切り替わるなど、人によって違いがあります。
一般的には、人は時間経過とともにまっすぐ年を重ねていくと思われがちですが、実際はそうとは限らないんですね。
そのため、頑張っても頑張っても足踏みばかりしていると感じる人がいたり(らせん状タイプ)、人生がある時にガラリと変わってしまう(切り替わりタイプ)人がいたりするわけです。
このような運命の流れは、ホロスコープを上から眺めるだけではわかりにくい立体的な動きとなります。
例えば、体当たりのお笑い芸人から超ストイックな芸術家に転身した片岡鶴太郎さんなどは、まったく異なる人生に切り替わったタイプですね。
このような切り替わりタイプ人は、傍から見ると「別人」になってしまったように感じますが、本人にとってはある意味とても自然なことだったりします。
なお、緊張感のあるシャープな人生を生きる人は、運命が切り替わる前後で大きな試練に見舞われがちですが、それを上手く乗り越えるとフッと楽になったりします。
一方で、穏やかな人生を送る人は、大きな試練は無いものの「本当の幸せって何だろう?」「生きている意味って何?」など、人生に対して漠然とした迷いの感覚を持ち続けてしまうことがあります。
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立体的に眺めることで人生が見えてくる
人生の静的な「人生の型(模様)」と、立体的に眺めたときの動的な「人生の動き(パターン)」の両方を見ていくと、その運命を深く感じ取ることができます。
ただ、この立体的に動的なパターンを眺めるというのは私独自の方法で、言葉で表現するのがむずかしいため説明が上手くできずにすみません。。
ちなみに、、
私の「運命の型」は「台形」で、予想の付かない急な変化が起こりやすかったり、人生が大きく変わりやすい傾向があります。
それと直接関係するわけではありませんが、私は過去に事故や病気などで3回ほど仮死状態に陥ったことがあり、なかなかのジェットコースター人生。
運命の流れを客観的に知らなければ、とっくの昔に振り落とされていたような気がします。
幸いにも、そういったことがいつ頃起こるのかはおおよそ知ることができますが、運命の潮流が強すぎると、その流れを変えることはほぼ不可能になることも多いのです。
もし、そんなことになってしまったなら、後はクラゲになったつもりで、無心のまま、流れに身を任せるしかありません。
たとえ未来(の流れ)を知ることができたとしても、それに向けて何をすべきか、どんな態度で乗り越えていくのかは、やっぱり自分自身なのだなぁ~と思います。
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