恋愛運と結婚運の不一致
お年頃になると気になってくるのが結婚運ですが、恋愛運が良い人が必ずしも結婚運も良いとは限らないということをご存知でしょうか。
人によっては、どんなにモテて素晴らしい恋人に恵まれても、結婚となると様々な問題が出てくることがあります。
逆に、恋愛運はイマイチでも良い結婚をして末永く幸せになる方は沢山いらっしゃいます。
今日は、「恋人と結婚相手(のタイプ)が異なる」という少しややこしい運命についてお話したいと思います。
若い頃はモテるかどうかが重要な課題ですが、その大部分は優れたパートナーをゲットしようとする生物的な本能によるものでしょう。
ライバルを蹴落として、自分を選んでもらうことは生き残るために必要なことなのです。
しかし、どれほど多くの恋人をゲットしたとしても、それが結婚後の幸せとは一致しないのが人間の運命の難しいところ。
動物のように、パートナーを見つけてすぐに生殖行動をしてあとは何も考えずに子育てして終了!・・・であればよいのですけれど。。
人は高度な意識を持って生きていますから、恋愛や結婚の区別が出てきてしまうのです。
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恋人と配偶者のタイプの運命的な相違
まず最初に「運命的に恋人と配偶者(結婚相手)のタイプが異なる」ということの意味についてお話します。
占星術では、恋人(異性として強く惹かれる相手)と、配偶者(自分の分身でもあり人生を共にするパートナー)を別の存在として見ていきます。
恋人または配偶者となる相手が、どんなエネルギーを持っているか、自分または互いにどんな影響を及ぼし合っているのか、などを明快に知ることができるのです。
その傾向を最大限に簡略化して分類すると、次の3つのパターンに分けられます。
① 恋人と配偶者のタイプがほぼ同じ
② 恋人と配偶者のタイプが全く異なる
③ 上記いずれにも属さない
このうち③「上記いずれにも属さない」は、恋人と配偶者の「相違」も「同一性」もとくに見られない一般的なカタチです。
結婚に関して運命的な縛りが少ないため、お相手との相性さえ良ければ結婚に結びつく可能性が高まりますし、結婚後は本人の努力次第でどんどん変化していきます。
大抵はこのパターンですから、多くの人はあまり心配することはありません。
一方、
①「恋人と配偶者のタイプがほぼ同じ」人は、恋人がそのまま配偶者になりやすいスムーズな運気の流れを持ってるため、恋愛運と結婚運が良い人によく見られます。
恋人と配偶者のタイプが同じだとなぜ恋愛運や結婚運が良くなりやすいかというと「私の恋愛は良い結婚生活につながっている」という明確なビジョンを潜在的に持ちやすいため、それが現実化しやすいのです。
自分が最終的になりたい理想像は配偶者のイメージと重なるので、自分の未来と結婚のイメージが強くリンクされているのだと考えられます。
逆に言うと、自己評価が低すぎる場合は、恋愛運や結婚運が悪くなってしまうこともありえます。
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恋愛⇒結婚への流れに問題あり
では②「恋人と配偶者のタイプが全く異なる」場合はどうでしょうか?
このような運命を持っている人は、恋愛関係から結婚への流れに問題が出てきやすくなります。
例えば、次のようなことが考えられます。
● 長く付き合っている恋人がいるのに結婚に結びつかない
● 結婚の話が出たけれど障害があってうまくいかない
● 結婚はしたもののなんとなくチグハグな感覚がある
● 同棲では上手くいっていたのに結婚したらギクシャクする
● 結婚後に、本当にこの人で良かったのかと疑問が残る
● 結婚しても他の人が気になってしまう(愛人を作る)
恋人と配偶者のタイプが異なる運命を持っている人は、上記のように結婚に困難を感じていることがよくあります。
恋愛に対しては明確なイメージを持っていても、そのイメージが自分自身の未来像(結婚生活)と噛み合わないため漠然としたままなのです。
では、恋人と結婚相手が異なる運命を持つ人は幸せな結婚はできないのでしょうか?
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恋愛と結婚の流れが悪い場合の対処方法
運命的な偏りを変えるのは確かに難しいことですが、意識や行動を変えることで結果を変えるのは不可能ではありません。
ご自分が「恋人と配偶者が異なる運命」を持っていることが判明した場合は、次のようなことを心に留めておきましょう。
① 恋人がいる人は、お相手との関係性や相性を心理的、占星術的に洗い出ししてみる。
シングルの人は、理想の恋人像、理想の配偶者像について改めて考える。② 恋人がいる人は、お相手との結婚生活をイメージしてみて心の底から望んでいるのかを考える。
シングルの人は、自分が幸せになれる結婚生活を鮮明にイメージしてみる。③ 自分にとっての結婚の意味を改めて考える。
④ シングルの人は、最初から配偶者タイプの人を選ぶようにする。
⑤ 情熱を感じる相手が良い結婚相手とは限らないことを知る。
⑥ 結婚相手にふさわしいと心から思える相手と出会うまで安易に恋人を作らない。結婚を決断しない。
⑤ お見合い、紹介、結婚相談所を活用することも検討する。
まとめると「恋愛対象が必ずしも結婚相手だと限らないので、最初から積極的に配偶者タイプを選んでいきましょう!」ということです。
これから恋人が欲しい人、結婚したい人は、ご自身の恋愛や結婚についての運命的な傾向を知ることが大切。
すでに恋人がいる場合は、現在のお相手との関係性を丁寧に見ていくしかありません。
大好きな人が結婚相手としてふさわしくないかも・・・なんて、若いうちは考えたくもないし受け入れがたいことですよね。
おそらく「そんなこと嘘だ!信じない!」と突き進んでいくことでしょう。
ですが「恋人と配偶者が異なる運命」を持っている人は、ムリに結婚すると壊れてしまう可能性が高まります。
恋人と配偶者が異なる運命の人は、結婚に関して少し悩みが多くなりがちですが、年齢を重ねてもなお魅力的な方がよく見られます。
自分らしい生き方を見つけてからのほうが運命の人を見つけやすくなりますから、焦らずゆっくり結婚を目指していきましょう。
運命に翻弄されることなく自らコントロールしたなら、幸せをつかむのは難しいことではありません。
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