IoTと人口知能(AI)と格差
2001年頃にITバブルがはじけ、コンピュータやインターネットを使うのが普通になり、最近ではバーチャルリアリティやIoT(Internet of Things, モノのインターネット)が生活に入り込んでこようとしていますね。
インターネットと電子機器をつなげるIoT(モノのインターネット)は、個人の生活より産業界で進化しているようです。
このままいけば、ごく近い将来には人工知能(Artificial Intelligence; AI)が普通に使われるようになって、社会は今からは想像もできないほどに激変していくことになるでしょう。
私は占星術などという古典的な学問をやっていますが、科学や人工知能(AI)などのテクノロジーにも興味シンシン。
実際、人類の進化の流れそのものが、まさに占星術で予想されているとおりの近未来的な流れになってきているので、さらに目が離せません。
おまけに近年では世界中で経済格差が広がって、貧富の差が目に見えて表れてきていますよね。
そういう社会を作った政治が悪いとか経済政策が悪いとかイロイロと言われていますが、この格差社会はある特定層の意図に沿って時間をかけて構築されつづけてきたものだといえます。
つまり、いまの格差社会は偶然ではなく意図されたもので、なるべくしてなっているわけですから、今後もこの動きは加速することになるでしょう。
これはいわゆる選民思想といわれるものに近いかもしれません。
われわれ一般人にとっては迷惑この上ない話ですが、見えないレベルではそのような流れになっているのは紛れもない事実。
選ばれた人、血筋の良い人、優秀な人、才能がある人、気づきを得た人、うまく成功できた人たちだけが上層部に食い込めるわけです。
そして、この「選民思想」と「人工知能」が合体すると社会はイッキに近未来っぽさを帯びてきます。
ある財界人たちは「将来、AIによって職業が奪われることは無い(心配ない)」と言っているようですが、これは気休めに過ぎず、残念ながら驚くほど沢山の仕事が人工知能(AI)で代用されていくことになるでしょう。
また大量のデータを頭に埋め込むことができるなら、もはやヒトは勉強をする必要もなくなるかもしれません。
まあ、そのほうがラクといえばラクなんですけども、考えてみれば恐ろしい話でもあります。
さらに人間の生殖行動そのものも変わって、子孫を残すための「動機」や「行動」や「周期」なども変化していく可能性があります。
さらにさらに、最新テクノロジーが社会の中心になるということは、それらを司る企業なり政府なりに私たちの情報はすべて筒抜けになり、完全に管理されるということでもあります。
つまり、格差社会の上層部に君臨する人々に下層部の平民は完全に掌握されコントロールされてしまうということなんですね。
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水瓶座の時代がやってくる
なにやらちょっとコワい話になってますが、、こんなことをお話していながらワタクシ、じつは未来の進化系話は全く持って好きになれません(近未来SF映画なども苦手)。
ですが残念なことに、前述したような未来がやってくるのを避けることはできないとも感じます。
まだ時代が少し先の話になるので、いまこのブログをお読みいただいている皆さんはどこまでそれを見届けられるかはわかりません。
ラッキーなら(もしくはその逆なら)、そんな社会を見ることなくあの世に旅立てる可能性もなくはありませんが。。
私たちが生きているうちに脳にマイクロチップを埋め込まれるところまでいくかどうかはわかりませんが、数十年で目を見張るほどの進歩があるはずですから、老後の介護はAIやらIoTやらが関わっている可能性は大いにありますね。
ではそもそも、なぜ最新のテクノロジーと占星術が関係しているのかというと、数千年ごとに変化する人類の進化と周期的な関わりがあるからです。
占星術的に見ると、人類の進化は約2150年ごとに進んできているといえます。これは地軸の周期と関係があります。
現代は魚座の時代と呼ばれ、これは紀元後1世紀頃に始まっており、西暦2150年前後には水瓶座の時代へと突入していきます(諸説あり)。
「魚座の時代」とか「水瓶座の時代」というのは、歳差運動によって春分点が動いていくことからそう呼ばれるのですが、説明がややこしくなるので「太陽系の軌道周期が数千年単位で人類に及ぼす影響」とだけご理解いただければOK。
ちょっと占星術的な説明になるのでココでは省略しますね。
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魚座の時代から水瓶座の時代へ
約2000年前にイエス・キリストが歴史に登場した頃に、人類は魚座の時代に突入しました。
魚座が象徴するものは「無意識」「霊性」「宗教的感覚」「人類愛」「芸術」など。
この2000年間は、人類愛を説くキリスト教が世界に広まり、すばらしい芸術が花開き、スピリチュアルなんてものまで世の中に広まった時代でした。
そして心理学が発達し「無意識」という無いはずのものが存在することがわかり、さらにそこにパワーがあることもわかってきた。
実際、この2000年程の間は宗教が人類に大きな影響を持ち、政治も経済も戦争も、なんだかんだでその背景には宗教的なバランスが関係していました。
しかし、今世紀に入り(人類愛を説く系の)宗教の影響力はあきらかに衰退してきています。
それが良いのか悪いのかはわかりませんが、今後もこの流れはとどまることは無いでしょう。
一方、次にやってくる水瓶座が象徴するのは主に「最新テクノロジー」や「革新的な進歩」など。
コンピュータも人工知能も水瓶座の管轄で、電波や波動なども水瓶座が司っています。
普遍的な価値を求める水瓶座の時代には、あらゆるテクノロジーを用いた理想社会を創り上げようとするでしょう。
2000年余り続いた宗教に代わって、いずれはテクノロジーをベースにした理想社会を求めるようになる。
これは占星術的にいうと、ごく自然な時の流れなのです。
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時代を加速させる天才たちの出現
近い将来ヒトの寿命が200歳なんてことになったらわかりませんが、人類が水瓶座の時代に突入する頃には、私たちは誰一人として生きていないはず。
ですが、そういった影響というのはある日を境にパキっと切り替わるわけではないので、少しずつ少しずつ、ジワジワとその影響がでてきます。
そして、時代が進むにつれて、新しい時代を牽引するような象徴的な天才やリーダーが現れやすくなってきます。
そのような特別な人物の登場によって、時代はいっきに加速して次のレベルへと突入していくのです(当時のイエスキリストのように)。
2000年ほど続いてきた魚座の時代で人類は、ごく遅いスピードで潜在意識の使い方を学んできました。
潜在意識の持つパワーや使い方はまだ完全に理解されてはいませんが、それでも思考を現実化しようとするパワーは過去のどの時代よりも強まってきています。
つまり、私たちの頭の中にある未来は具現化されやすくなっているのです。
少し前までならB級映画のシナリオにすらならなかっただろう「人類の火星移住」なんかも最近は現実味を帯びてきました。
人類の火星移住を目指す「スペースX社」を率いるイーロン・マスク氏はこの先駆けとして、一足先に時代を引っ張っていくことでしょう。
……じつは、
今日は「人類の火星移住」について書こうと思っていたのですが、あいかわらず脱線したままになってしまいました。
占星術の原理原則を根本から変えてしまうことになる「人類の火星移住」については後日改めてお話したいと思います。
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