シンプルな数秘術だからこそ見えてくるもの
このサイトをご覧いただいている方は少なからず占いに興味をお持ちの方が多いと思うので、数秘術という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
数秘術というのは、宇宙のすべてを数字によって解明しようとする数秘学がベースになっていて、宇宙の真理を数字を用いて紐解いていくものです。
英語ではNumerologyが該当し、数秘のルーツとしては、大きく分けてカバラ数秘学、ピュタゴラス数秘学に分かれます。
カバラ数秘のほうはユダヤ教の伝統に基づいた神秘思想で独自の宇宙観がベースになっています。
ピュタゴラス数秘のほうは、偉大な哲学者であり数学者でもあったピュタゴラス派の数秘システムを用いたものです。
そして、これらの両方が研究され現代的な形になったものが現代の数秘術というわけです。
数秘というのはじつは数字だけでなく音や色などと切っても切れない関係にあります。
どうして数字などで宇宙の真理が解明できるのか…ということについては、今後じっくり時間をとって書いていければと思っています。
(本当はここが一番肝心なところなのですが!)
数秘について書き始めると1冊の本でも足りないほど膨大な内容になってしまうのでバッサリと端折らせていただきます。
では今日は新春企画として『今年の運気を数秘で占おう!』ということで進めていきたいと思います。
数秘術の深遠さに比べると、ここでお伝えする占い方法は驚くほどシンプルです。
非常に簡単な方法ですので、皆さまご自身で占うことができます。
こんな簡単な方法でなにがわかるの?とお思いかもしれません。
しかし、いろいろな占術をやっていて思うのはシンプルであるものこそ真理に近いのでは?ということ。
単純であるからこそシャープな答えを実感いただけるのではないかと思います。
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数秘術で2017年の周期数を割り出してみよう
それでは、ここで2017年のあなたの数字を割り出してみましょう。方法は簡単です。
2017年の周期数を導き出すには生年月日を用います。
その算出方法は、あなたの生年月日の数と2017をバラバラにし、一桁になるまで足し算するだけです。
例)1991年5月3日生まれの場合
1+9+9+1+5+3+2+0+1+7 = 38
3+8=11
1+1=2 ⇒ 周期数2
周期数がわかったら、下記の該当する項目をチェックしてみてください。
尚、この数秘占いが当てはまる期間は2017年の誕生日から2018年の誕生日までとなります。
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周期数 1
2017年はこれまでとは違う新しいサイクルが始まります。これから約9年間かけて成し遂げていきたいことのスタート地点となります。まだ何も心の準備ができていない人は、今年は思いがけないような出来事が起こるかもしれませんが、そこには新しいサイクルのためのヒントが提示されているのです。また、これからの人生にとって不要な物があるならば、それらを捨て去らなければならないかもしれません。それはモノだけでなく人間関係や仕事、古い自分自身の殻ということもありえます。過去を手放して新たに畑を耕し、将来に向けた幸せのタネを蒔くというのが2017年に求められていることです。
周期数 2
1で始めた行為に対して方向性をもたせようと試みるのが2です。2はまだ選択肢というものを持っておらず、左右や前後など二極を動きまわってそのバランスを取ろうとします。そうやってバランスを取ろうともがく中で自己の中心を知り方向性を見極めようとするのです。その動きは能動的なものというより、むしろ受動的な状況の中で静かに起こります。そのため、心の中ではザワつくことがあっても、目に見える状況としては平和だったりします。蒔いたタネが土の中で芽吹く準備をしているのに似ています。2017年はいまだ成果が見えないことに不安を感じることがあるかもしれませんが、自然体でいることで進むべき方向へと流れていきます。
周期数 3
3という数字のキーワードは創造性。陰と陽という2つの要素が結びついて3つ目の新しい命が芽生えるイメージです。2の時に比べると気持ちはかなり安定してきます。自分が何をしたいのかをこれまで以上に感じ取れるため、心が明るく感じられるのです。2017年は大いに夢を膨らませて心の赴くままに時を過ごすべき年。もし何らかの事情でそうしたくないと感じるならば、あなたの創造性は堰き止められてしまっているのかもしれません。3という創造的かつ生産的なパワーを活性化するためにも「楽しい」という気持ちを大切にしていきましょう。将来のことを思い悩むよりも「今」を楽しみ、手放しで喜びを感じる時なのです。
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周期数 4
4という数字のキーワードは安定性。多くの椅子は4本脚ですし四角形も4本の線で成り立っています。4という数字にはこれまで動き続けてきたエネルギーを一つの場所に収めるという意味があります。3で人生の広がりを楽しんだ後の4では現実に戻る必要があるのです。そのため、これまで少しフワフワしていた感覚は落ち着き、目の前にある物事に意識が向かうようになります。そして、自分の生活を安定させてくれている物事や人間関係に満足する一方で、そうでないものについては不安を感じるかもしれません。2017年にあなたが求めるのは安心感であり心のやすらぎでしょう。そして、それらを得るために忘れてはいけないことは、いま目の前にあるものに満足するということです。
周期数 5
4までに一通りの安定を得た後に5で感じるのは自由への渇望。ただ四角い世界に生きるだけでなく個としての自分を外側へと押し出したくなってくるのです。しかし安定した世界を飛び出すということは新たな挑戦ですから古い手段はもはや通用しません。それでもどうにか自由を求めて表現しようとするので、2017年はどこか落ち着かない気持ちになりがちです。これまで通りで良い気もするけど・・・なんとなく満たされない。そんな漠然とした気持ちを日常の中で感じることが増えるかもしれません。しかし、この段階において迷うということは「本当は前進したい」ということを意味しています。真に自由になるには勇気が必要です。今年のあなたの不安は自由を渇望する心が生み出したものなのです。
周期数 6
6という数字は三角が2つ重なったもの(ヘキサグラム)で表されます。これは3の創造性が2つ重なって、結合したり調和することを表しています。創造性が結合/調和することから6という数字は「愛情」や他者との関係性などを意味します。そのため、2017年は人間関係について思いを巡らせることが多くなりそうです。それは恋人やパートナーとの関係かもしれませんし、仲の良い友達や家族だったりするかもしれません。いずれにしてもこれまで気になっていたことが表面化することがありえます。それは良いこともありますし悪いこともありえます。もし2017年に人間関係が悪化したならば、それはあなたの心の中に秘めていた感情が影響しているかもしれません。別れは新しい出会いの始まりでもあります。
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周期数 7
7という数字は3の創造性と4の安定性の組み合わせとなります。これは安定の中にある創造性を意味していて、言い換えるならば、自分という個体の中にある精神性でもあります。精神活動が非常に活発になるため物思いにふけったり、考え事をすることが増えるかもしれません。また2017年は目に見えないものに対する探究心が高まるため、独りの時間を大切にしたいと感じやすくなります。傍から見るとそれは孤独な状態に見えるかもしれませんが、精神は非常に活発に動いており本人は満足している可能性があります。7の周期で訪れる「孤独」を楽しむことができるか辛く感じるかは、その人の心の在り方によって違ってくるといえます。
周期数 8
8という数字は4の安定性が2つ重なっています。これは安定性が単に2倍になったのではなく、これまでに蓄積してきたエネルギーを加えつつ一定の場へ圧縮するということを意味しています。高まったエネルギーを一つの場に集めるわけですから、そこだけに収まることはなく、多くは更なる発展へとつながっていきます。2017年はこれまでに蓄えてきた知識やエネルギーを自分の望むままに具体化していくべき時です。これまでは不安に思っていたようなことも、実際にやってみると思いのほか実力がついていることに気づくかもしれません。組織力が高まる年でもあるので起業を考えている人はこのチャンスを逃さないようにしましょう。
周期数 9
9という数字は3が3つです。3の創造性がさらに3倍となり自然界における総和を表しています。1から始まったサイクルが9の段階でひとつの完成となり、これまで努力を重ねてきたことが形になって表れる時なのです。そのため2017年は自分に対する信頼感が昔よりも高まっていることを感じるかもしれません。それと同時に、これまでの9年間を振り返って少しばかり哲学的な物思いにふけることもありえます。しかし、拡大しつづける宇宙には完成形というものは存在しないため、来年以降はまた新しいサイクルが始まります。これまでの成果を喜ぶと同時に、それを意識的に手放す作業も出てくるでしょう。年の後半には感謝と共に古い物を捨て去ることを意識していきましょう。
以上、簡単ですが数秘の周期数について書いてみました。
2017年がどんな年になるかを感じ取るとともに、これまでの数年間そして今後の流れも見てみてくださいね。
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