ちょっと邪道な12星座解説 その2
前回の『12星座「○○座らしさ」が極端に出るとどうなるか?』の邪道な12星座解説に続き、今回は「〇〇座らしさが最高の形で出たらどうなるか」をまとめてみました。
それぞれの星座が秘めた素晴らしい個性が最大限に引き出されたら、私たちは一体どうなるのでしょう?
それはもちろん、全ての瞬間が喜びに変わるような、すばらしい幸運が訪れることを意味してます。
人はだれしも「立派な人」になる必要はありません。
ただ自分らしく生きて、いま目の前にある人生を愛する。ただそれだけでOKなのです。
ではでは、
今回も少しばかり邪道っぽさが無くもありませんが、12星座の最高の姿を見ていきましょう。
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「○○座らしさ」が最高の形で出るとこんな姿に…
■ 牡羊座
思いついたらまず動く。何事もやってみないとわからないし、やらずに後悔するよりはやって後悔したほうがいい。深く考えずに動いているように見えるけれど、じつは牡羊座の直観力はかなり鋭い。どんなに考えたって正しい答えが得られるわけではないのだから、瞬間的な判断は大切にしたいと思う。人間関係でも物事でも、あまり深く関わるのは得意ではないのになぜか、底抜けの明るさと率直さで人を強く惹きつける。ストレートな物言いには周囲も少しハラハラドキドキ。けれど駆け引きのない真っすぐな態度で人の心を揺り動かし、信頼を勝ち取っていく。一生懸命に生きているただそれだけでリーダーへと押し上げられていく、そんなイメージが牡羊座的。
■ 牡牛座
おだやかな笑顔を絶やさず、いつも落ち着いた雰囲気をかもし出している。おしゃべり上手というわけでもないのに、包み込むようなオーラのためか皆から慕われ愛されている。一番大切にしていることは毎日を丁寧に大切に生きること。日々のちょっとしたことを楽しんで愛情を注いでいきたいと思う。もちろん仕事だって手を抜かない。人生を豊かで最高に楽しいものにするためには日々の努力が必要なことをよく理解している。望むものを手に入れるには小さな目標を確実にこなしていくことだ。スピードはすこしスローなところもあるけれど、人生の基盤を着実に築き上げていく牡牛座は人生の勝利者になりやすい。人生を愛し続けることでいつか人生に愛される、そんなイメージが牡牛座的。
■ 双子座
たとえどんなに環境が変わっても持ち前の適応能力を発揮して短期間のうちに馴染んでしまう。あたらしい居場所をフットワーク軽く歩き回り、勘のよさであっという間にリサーチし終えて準備OK。見知らぬ人と出会ったなら気軽に言葉を交わしてさりげなく相手の心に入り込む。これらは双子座にとってごく自然なことなのだ。双子座の言語能力の高さには驚くべきものがあり無意識のうちに相手を惹きつけるという才能を持っている。それは軽快な会話かもしれないし、趣味や仕事で書く文章かもしれない。少し風変わりに思われることもあるけれど、あふれる知性がそれを打ち消してしまう。ヘルメスのように翼の生えたサンダルで軽々と人生を駆け抜ける、そんなイメージが双子座的。
■ 蟹座
親しみやすい雰囲気がある上に人懐こさも人一倍なので友人の数はかなりのもの。相手がどんな大物でも物怖じせず自然な会話のまま相手の心にスルスルと入っていく。一緒にいるだけで安心感を与えたり暖かい気持ちにさせてしまうのは蟹座の天賦の才能だ。相手は「この人だけは本当の私を分かってくれる」と感じてしまうので友達でいられることを心から嬉しく思うだろう。他人の気持ちを考えすぎて少し疲れてしまうこともあるけれど、それでも人を思いやる気持ちは大切にしたいと思っている。身内や仲間を大切にする気持ちがどんどん広がって、最初は小さかった枠組みがとてつもなく大きなものになることもある。聖母のように大きな愛情で包み込む、そんなイメージが蟹座的。
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■ 獅子座
底抜けに明るくてただそこにいるだけで強いオーラを発散し周囲の人たちを魅了する。何も特別なことをしているわけではないのに目立ってしまうのは生まれつき華のある存在だからだろう。強い性格でとっつきにくいのかと思いきや、話してみるとその心の広さに誰もが安心感と心地よさを感じる。小さなことにはこだわらず、いつも大局を見ているようなゆったりとした態度は「大丈夫すべてうまくいく」そんな自信がにじみ出ているかのよう。かなり大胆な行動に出ることもあるけれど、それこそが個性だと思わせてしまうのが獅子座のすごいところ。人の上に立つ人というのはこういう人なのだろうと感じさせてくれる。真夏の向日葵のようにいつも陽の当たる場所にいる、そんなイメージが獅子座的。
■ 乙女座
分析的といわれることが多いけれど瞬間的な計算もけっこう得意なマルチプレイヤー。仕事を任されたときは最も合理的かつ最短で終わらせる方法を導き出し、まるで最初から正解を知っているかのようにサラサラとこなしてしまう。「なぜ最初から細部までわかるのか?」と尋ねられても本人にもわからない。おそらく高い知性と本能的な気遣い、職人のような勘がそうさせるのだろう。さりげなく生きているように見えて人生を確実に築いていく理知的なプロセスは「本当の聡明さとはこういうなのか…」と感じさせる。堅実ながらも人生を楽しむのが上手な乙女座は、無駄なもの捨て去り本当に望むことだけを吸収しようとする。どんな難題も確実にクリアする頼りになる聡明な秘書、そんなイメージが乙女座的。
■ 天秤座
努力では手に入れるのが難しいこと、例えば洗練された美意識や身のこなし、会話のセンスや魅惑的な表情、そういったものを生まれながらにして身に着けているのが天秤座。そんなだれもが羨む資質を兼ね備えていながら風のようにさりげなく振舞うことができるのは天賦の資質だからこそ。理知的でありながらエレガント。その両方をひとつの存在として自然に成り立たせてしまうのは優れた才能といえるだろう。自分の魅力がどこにあるのか、どうやって魅せるべきかを知っているのもほとんど本能なのだ。天秤座のエレガントな雰囲気はじつは調和を保ち続けるための自制心の賜物なのかもしれない。善悪という重いスケール(秤)を持ちながら微笑む美しい女神、そんなイメージが天秤座的。
■ 蠍座
本人は気づいているのかいないのか・・・驚異的な集中力を発揮しては手に入れたいものだけに焦点を合わせていく。そして多くの場合、かなりの確率で望んだものを獲得したなら、そのエネルギーを全て残らず吸収してしまう。ひとつの小さな夢を叶えるたびに、自分自身も小さく生まれ変わる。そんな目に見えない変容を繰り返しながら、気がつくと「願望」そのものと一体となり体現化してしまうのが蠍座なのだ。彼らは過去も未来もすべて自分の中に内包されていることを知っているかのようにいつも超然とした振舞いを見せる。繊細に見えて驚くほど大胆。一匹狼に見えて愛らしいほどに人懐こい。とらえどころのない強烈パワーで人を惹きつけるカリスマ性、そんなイメージが蠍座的。
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■ 射手座
いつも気楽で自由奔放に生きているかのように見えるのに、人生の最も深い部分を誰より良く知っているのはなぜだろう。いつか宇宙の真理を理解したいと願う本能が、無意識のうちにパズルのピースを埋めているのかもしれない。哲学的だと言われることもあるけれど本人はそんなことを考えているつもりはサラサラない。ただ世界を深く深く探求していたら、たどり着いた先が形の無い「何か」だったというだけのこと。生まれながらの学者肌だからか、どんなに難しい課題にも飄々と取り組んでいくのが射手座らしいところ。暗く険しい道もポジティブ思考で明るく照らして進もうとする強さを持っている。学生であり哲学者でもある永遠の旅人、そんなイメージが射手座的。
■ 山羊座
持ち前の自制心を発揮してコツコツ努力を続けている間は、少しばかり地味に見えることもある。しかし、ある頃から目を見張るほどの成長を遂げ立派な社会人としての姿を見せ付けるのが山羊座の凄さといえるだろう。行動と思考のブロック材を地道に積み上げ、周囲が気づいた頃には堅固な基盤の自分だけの城を築いていたりする。秘めた野望がすこしギラつくこともあるけれど、それは人生を推進させるためのロケットエンジンなのだ。この文明社会に生きているのだからステータスを望むのは自然なこと、そう言い放つ姿は自信にあふれ清清しくもある。真面目に見える彼らだが実は社会の中で椅子取りゲームを楽しむ賢明な大人達なのかもしれない。制限と秩序の中で人生を楽しむセレブリティ、そんなイメージが山羊座的。
■ 水瓶座
反抗的な変わり者、そんな水瓶座の心の裏に隠されているのは世の中をより良いものにしたいと願う崇高な精神。「愛」なんて言葉は似合わないようにも思えるけれど、その根底に流れているのは溢れんばかりの博愛精神だ。理想の社会を築くためには誰かが立ち上がらなければならないことを本能的に知っている。反逆者としての風当たりの強い役割を自ら引き受けようとするのは、心の奥でその役回りに気づいているからかもしれない。時間も空間も飛び越えて考えることができる水瓶座は、世の出来事を俯瞰的に眺めるという特別な才能を持っている。そしてそれは全く新しい視点をこの世にもたらすことになる。停滞した世界に風穴を開ける愛すべき革命児、そんなイメージが水瓶座的。
■ 魚座
すべての垣根が取り払われて愛に満ち溢れる世界。そんな夢のような世界に生きたいと心の奥で願いながら無意識のうちに自ら愛を広げようとする魚座。そのために最も強い原動力となるのは無限に広がるイマジネーション。魚座の空想はただの絵空事ではなく、思い描いた瞬間に宇宙とつながる一定の強いエネルギーを持っている。日々繰り返される空想と想像によってそれらはさらに強化される。物事に制限を設けない魚座の柔軟さはあらゆる次元からエネルギーを引き出すことができるのでその可能性は宇宙レベルなのだ。金銭は物質ではなくエネルギーであるということを理解した魚座は莫大な財を築くこともある。現実と空想の狭間で夢を形にしていく最強のドリーマー、そんなイメージが魚座的。
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奥が深い12星座の個性のユニークさ
簡単にまとめてみましたが、実はここでご紹介したのはほんの一例にすぎません。
各星座(サイン)に秘められた素晴らしい魅力はまだまだあって、これだけではないのです。
また機会があれば「邪道な12星座解説」第2弾もやってみたいと思います。どうぞお楽しみに。
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