ボイドタイムとは
2017年の主な天体ショー 、新月と満月、水星逆行に続いて、2017年のボイドタイムデータをアップしました。
西洋占星術を勉強している方であればご存知と思いますが、一般的にボイドタイム(ボイド時間)というのは聞きなれない言葉かもしれません。
ボイドタイムというのは西洋占星術において、惑星(主に月)がひとつの星座内で他の星と意味のあるアスペクト(角度)を最後に作った後、どの惑星ともアスペクトを取らずに次の星座に入るまでの時間のことです。
ボイドタイムを英語で書くとVoid Timeとなります。
Voidというのは「欠けた、空(くう)の、空虚な、効力のない、無効な」という意味ですから直訳すると「無の時間」といえるかもしれません。
月というのは地球に最も近い天体で、潮の満ち引きだけでなく人間の感覚にも大きな影響を与えています。
その月の力が弱まり空(くう)となる時間帯であるボイドタイムは以前「魔の時間」と呼ばれたこともありました。
しかし、現代の西洋占星術ではボイドタイムはあまり重視されない傾向にありますし、日常生活を送る上ではそれほど気にする必要はありません。
ボイドタイム一覧表をご覧いただければおわかりと思いますが、ボイドタイムは頻繁に起こるため、気にしすぎていると生活が成り立たないという側面もあります。
あまり気にすることはないけれど、とりあえず抑えておいたほうが良いボイドタイム。
次に、その理由と注意点を見ていきましょう。
[ad#co-1]
ボイドタイムに注意すべきこと
ボイドタイム中に最もしてはいけないことは「新しく計画を立てること」です。
なぜならこの時間帯に決めたことは、成果が出にくかったり、無に帰することが多いからです。
そのため重要な決定をしたり、物事を始めたり、決意を固めたり、誓いを立てるのは避けたほうが無難です。
ボイドタイム中に起こりやすい事例:
・契約をしても後に無効になったりスムーズに運びにくい
・ダイエットを一大決意しても失敗する
・新しい出会いがあったけれど誠実な人ではないようだ
・大きな家具を購入したけれど家に合わない、気に入らない
・会社を立ち上げたのに雲行きがあやしい
・病気で検査を受けたけれど誤診だった、手術が失敗した
・会議をしても長引くばかりで結論が出ない
・思い切って投資をしたのにリターンが見込めない
・プロポーズを受けてOKしたけれど、それでよかったのか悩む
・仕事を引き受けたは良いものの条件が違った etc…
これ以外にも、さまざまなことが考えられますね。
ボイドタイム前にすでに決定していたことを履行するのは問題ありませんが、ボイドタイム中は勘違いしやすいので注意が必要かもしれません。
またボイドタイム中は、なぜか気が大きくなりやすいため判断を誤ることもありえます。
ボイドタイムを恐れる必要はありませんが、ボイドタイムが終わった後には、決めた内容を改めて見直すことが大切なのです。
日常生活で大きな決断をすることは多くないでしょうから、ほとんど気にする必要がないのがボイドタイム。
しかし、人生上のイベント、ビジネスの決定、契約ごと、大金が絡むこと、投資 などを行うときは要チェックです。
尚、ボイドタイムの2時間ほど前から少なからず影響があるといわれます。
[ad#co-1]