ストレスいっぱいの春の開運方法
北国はまだ寒さが続いていると思いますが、東京はすっかり春めいてきました。
お店では春キャベツや新タマネギなどが出回っていて、つい手が伸びてしまいます。
春野菜は冬にたまった毒素を排出してくれる作用があるらしいので、身体が求めているのでしょうかね。
実は、冬にたまった毒素を排出する必要があるのは身体だけではなく、運気に関しても同じこと。
どんなに都市化が進んでもヒトは自然の一部ですから、四季ある国に住む私たちは、季節の流れに身を任せることがとても大切なのです。
日本の春は、別れと出会いの季節ですね。
占いでいうと節分の頃に陰から陽に反転し、3月後半には春分点を迎え新しいサイクルに入る重要な分岐点といえます。(東洋/西洋占術が混ざってますが・・・)
おまけに冬に優位だった交感神経が副交感神経に変わるため自律神経が乱れやすく、ボンヤリしたり、気分が変わりやすい時期でもあります。
良くも悪くも変化がいっぱいで、目に見えないストレスがかかりやすい春。こんな状況で、どんな運気アップ法があるのでしょうか?
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感情のゴミを捨てていく
季節の変わり目、とくに春にすべきことは「運気を上げようとがんばりすぎないこと」かもしれません。
運気というのは、ポジティブに上を向いていきさえすれば良いわけではなく、むしろ自分の内側を見つめることによって改善されることがよくあります。
なぜなら、私たちはすべての答えをすでに内側に持っているからです。
そのためにはまず、心の中にたまったネガティブな感情を捨て去ることが重要なのです。
ゴミでいっぱいの部屋に豪華な家具を置いても心地よい空間にはなりませんよね。美しいお花を飾っても、きっとすぐに枯れてしまうでしょう。
では感情のゴミを捨てて、心の掃除をするにはどうしたらよいのでしょう?
このための方法はいくつかありますが、まずは「自分の感情をひたすら追いかけてみる」ことから始めていきましょう。
元気で楽しいときはそのハッピーな感情を追いかける。そして、元気がなく落ち込んだ時には、そのときの気持ちをあえて感じてみることです。
「どうして今、私は悲しいんだろう?」
「いま不満なのはどうしてだろう?」
「やる気が起きない裏側にはどんな気持ちがあるだろう?」
自分に自信が持てないならその裏にある気持ちを探り、愛されないことがつらいならその背後にある気持ちを追いかけてみる。
ポイントは、人を責めたり外側に原因を探すのではなく、自分の内側を見つめることです。
そして、不安なのか、悲しみなのか、絶望なのか、無力感なのか・・・行けるところまで行きついたなら、その気持ちを表に出してみましょう。
思いっきり泣いたり怒ったり、心が流れるままに表現してみること。もちろん人前ではなく一人のときに!
隠れた感情の存在に気づき、それを感じ、表に出すことで、ゴミは少しずつ消えていきます。
もし、まだ表現するのが怖いなら、そこに感情があることを確認するだけでも大丈夫。
ただ、ゴミがあるのに見えないふりをしてはいけません。春は、あなたの心のお部屋からゴミを捨て去る時なのです。
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何もしないほうが良い時もある
心のお掃除を『春』にするのが良い理由の一つは、ネガティブな感情が沸き上がってきても、春の陽氣がそれを持ち去ってくれるからです。
陽の氣が強くなっていくこの季節は、心の部屋に明るい風を送りこんでくれます。
そして、春に心のお掃除をするのが良いもうひとつの理由。
それは『眠り』です。
妙に眠いこの季節、その『眠り』が私たちに新しいエネルギーを送り込んでくれています。自律神経の交代だけじゃないんですね。
ですから、ちょっと怠けているように見えたとしても、春はゆっくりと休むこと。眠い時はただひたすらに眠ること。
運気を良い流れに乗せるには、何もしないほうが良い時もあります。
ちなみに、心のお掃除をしないまま陽氣に浮かれて行動しすぎると、5月頃にはダウンしてしまうかもしれません。
五月病と言われたりしますが、それは心のエネルギーの使い方を間違え、良い運気に乗り切れなかった結果ともいえるでしょう。
春野菜をいただき、軽く運動し、
お風呂に入って、しっかり眠る。
心のお掃除も毎日こまめに続けつつ。
春の開運方法、簡単でしょう?
ですがコレ、最もパワフルな開運方法のための基本中のキホンでもあります。
この春は『心のお掃除』と『何もしない』をぜひ試してみてくださいね。
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