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ヌーハラ問題について占い&言語的に考えてみる

ヌーハラって何なの?

この頃は新しい言葉がどんどん生まれ、ついていけなくなっているところですが、ヌーハラという言葉があるのですね。

ヌーハラというのは、「ヌードル・ハラスメント」の略で、来日した外国人が日本人がズルズルと麺をすする音を聞いて不快に思うことらしい。

ハラスメントというくらいですから、不快な気分を通り越して、精神的苦痛レベルということなのでしょうか。

ここでは、麺をズルズルすする音が良いか悪いかという問題はさておき、せっかくなので占星学的な分類で、ヌーハラについて考えてみようと思います。

占いとヌーハラが何の関係があるの?とお思いになるかもしれませんね。

占いというのは未来予測などに使うものだと思われることが多いですから。

ですが、その人の感覚や感性などもかなりの確率でみることができるのです。

ヌーハラ問題からは少しズレてしまいますが、占星学タイプ分類ではどの星座がヌーハラに敏感なのかを見てみましょう。

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ヌーハラに対する感覚を12星座で分類

まず、ヌーハラ(ヌードル・ハラスメント)問題の要因と思われることは2つ。

これを、

「音」と「ビジュアル」に分けて考えてみると、占星学的タイプ分類により、これらに敏感な2つの星座が浮かび上がってきます。

それは、、、水瓶座と天秤座です。

まず音」についてですが、これは水瓶座がダントツで敏感といえるでしょう。

水瓶座は、耳に聞こえる音だけでなく、音や波動など、目に見えないものをキャッチする感覚が優れています。

誰かを好きになった理由が「相手の声が好きだったから」という人が多いのも特徴。

ただし、水瓶座は、反抗心が強くあまのじゃくなところがあるので、(じつは嫌だと思っていても)麺をズルズルすする音など気にならないふりをする可能性があります。

「麺をズルズル食べるのは個人の自由だからとやかく言うまい(本当はいやだけど)」

なんて、本当はヌーハラを気にしていても、理性的に判断しようとするかもしれません。

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次にビジュアル」、これを気にするのはやはり美しさを重んじる天秤座でしょう。

ズルズルすする音と、それに伴うビジュアル的な問題が、美意識の高い天秤座には耐えがたいことかもしれません。

本人は気にしていなくても、「キレイに食べる」ことが自然に身についている場合もあります。

そのため、麺をすすって食べるとしても、ズゾゾゾォーという轟音を立てる人はあまり多くないでしょう。

天秤座の人は、他者の食べる姿や音などを密かにチェックしている可能性があります。

では、その他の星座についてはどうでしょう?

【音をあまり気にしない星座】

  • 牡羊座 ⇒ 麺とは、音をたててワイルドに食べるものである
  • 牡牛座 ⇒ ワタシ、このズルズル感が好きなんですけど何か?
  • 獅子座 ⇒ 私は自分が好きな方法で食べる。君たちも好きに食べなさい
  • 蠍 座 ⇒ ヌーハラ? ほかのことに集中してて気がつかなかった
  • 射手座 ⇒ あまり気にしないけど、グローバルスタンダードは大切だよね

【気にするかもしれない星座】

  • 双子座 ⇒ ズルズルがすごく気になる時と、気にならないときがあるんですけど。。
  • 蟹 座 ⇒ ワタシたちの文化なんだから否定しないでほしいわぁ(でも、こちらからは否定するかも)
  • 乙女座 ⇒ ズルズルさせるのはだめですか?食事中にゲップするのはいいんですか?
  • 山羊座 ⇒ 私は日本の文化である麺すすりを継承する(でも、外国人がいやだって言っているのかぁ…)
  • 魚 座 ⇒ 違いを乗り越えて、互いの食文化を理解し合える日がくるといいですね

以上、ヌーハラに対する各星座の感覚の違いをまとめてみました。(ちょっと大げさ!?)

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ヌーハラと言語の関係について(母音メインか子音メインか)

占星学的タイプ分けということで、ちょっと無理やり分けてみましたが、実際の問題は、やはり文化的な背景が一番大きいのではないか思います。

ちょっとマジメな話をすると、個人的には、ヌーハラには言語的な違いも関係しているのではないかな?と思ったりします。

言語学をかじっただけの素人の意見で恐縮ですが、それは次のような理由からです。

まず、日本語というのは子音が少なく、母音がメインの言語ですよね。

つまりハッキリした強い音に対して日本人は免疫があるわけです。

世界でも、母音がメインの言語というのは非常に珍しく、日本語とポリネシア語族のみだそうです。

さらに母音メインの日本語を使う日本人は、母音を左脳で聞いているらしい。

『日本人の脳??脳の働きと東西文化 角田忠信著』によると、日本人は、虫の声なども左脳で認知するため「虫の声を楽しむ」ということができるそうです。

「虫の声を楽しむ?何それ?」と、外国語の話者は思うのでしょう。

左脳で認知するということは、音を論理的に理解するということですから、そこに何らかの意味をもたせることができるのです。

 

一方、世界のほとんどの言語は子音がメイン

子音メインの言語を使う人たちは、子音は意味のある音とみなしますが、母音だけだと意味を成さない雑音に感じられてしまうそうなのです。

つまり、日本人にとっての「ズルズル」という音は小気味よい音であり、粋に聞こえていたとしても、外国人にとってはただの不快な雑音にしか聞こえていない可能性があるわけです。

もしかしたら、、、ヌーハラ問題にはそういったことも関係しているのかもしれません。

外国の方々に日本の文化を知ってほしいと願うと同時に、私たちも別の文化や背景について理解していけるといいですね。

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